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2021年賀ムービー「H A T S U Y U M E」CGメイキング

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エレファントストーン馬場です。

今年もよろしくお願いします。

 

さて、今回は先日公開した、弊社制作の年賀ムービー「H A T S U Y U M E」の象のCGメイキング記事になります。サクッとこんな風に作っているんだ~くらいに読んでください!

本編を未視聴の方はぜひご覧ください!

デザインをきめる

本映像は社内メンバー数人で行われ、僕はCG周りと合成作業を担当しました。

まずは象のデザインを決めます。メインディレクターの奥野が象を映像に出したいと言い、僕と同じエディターの西堀がデザイン案を書いてくれました。

デフォルメ具合などいくつか調整を入れ、最終的に一番下の感じに落ち着きました。

3Dモデリング

いよいよキャラクターを作っていきます。CGで作る前には、ガイドにするため、このような3面図も用意します。

真正面から、真横から、真上から・・・それぞれの方向から見た時のイラストと同じ形になるように形を作っていきます。

最終的な立体感やバランスを見て調整していきます。なんか目が怖いということでデザイン変更。これで最終となりました。

同様に描いてもらったデザインから小物も制作します。

実写合成

いよいよ撮影した映像に対し、象を載せていきます。

背景素材を見ながら、大きさ、位置、角度やアニメーションのタイミングを調整します。

次に、色味を合わせていきます。ここがうまくいけばCGが実写になじむので、気力を使います。一気にそれっぽくなった感じがあります。

仕上げに手前のビルで隠れる処理とハメコミ、奥のビルの反射を追加します。

あとはひたすらこれを繰り返し、各カットを作っています。

今回は比較的シンプルな作りで、カット数もそこまで多くない&1カットも短かったですが、それでもイチから作ると結構な手間がかかりました。

さいごに、改めてご覧ください

いかがでしたか?どんな風に作っているのか、何となく知ってもらえたら僕たちとの距離が近くなったようにうれしく思います。