MV『チャンネル No.1』 企画の成り立ちとロケーションについて

今回製作したのは、桶田知道『チャンネル No.1』のMV。
今作品は、このロケ地を見つけたことによって企画が進んでいきました。

福島県にある廃墟で、もともと1990年代初頭に長期滞在リゾート地として建設が進んでいたが、

バブル崩壊と共に工事がストップ。
計画は完全に頓挫し、途中まで出来上がった建物のみが残されました。

ホテルやスタジアム、バー・ラウンジ、プールなど無国籍感漂う個性の強い建物が揃っており、

現代日本とは思えない光景がいたる所に広がっています。

私が『チャンネル No.1』に抱いていたイメージをそのまま具現化したような空間に出会ったことにより、

このMVが生まれました。
このロケ地を使用したMVが他にも幾つかあるようなので、探してみて撮り方の違いを比べるのも面白いかもしれません。