ハウスダンサー TAIKI(TERM-INAL / Novel Nextus / yygcru)インタビュー
映像にご出演いただいたTAIKIさんに、映像完成後にインタビューをさせていただきました。
ご自身のダンスのお話から、生まれ育ったロケ地の飛騨古川のお話、数十回踊っていただいた撮影時のお話など、盛りだくさんインタビューさせていただきました。
“ハウスダンス”について
Q.ハウスダンスの魅力とはなんでしょうか?
TAIKIさん:
ハウスダンスは4つ打ちの曲(ハウスミュージック)で踊るんですが、一見すると無味無臭な踊りに見えるんです。
逆に言えば、フラットであるからこそ、踊り手自身に裁量があって、自分なりの踊りや色付けが出来ることが魅力なダンスだなって思います。
他のダンスのジャンルと比較をすると、いろんなスタイルのステップを取り入れても、おおらかに受け入れてくれる、ハウス特有のゆるくて自由度が高い雰囲気も好きですね。
今回の撮影について
Q.今回のロケ地でTAIKIさんのご出身でもある飛騨古川とはどんな場所なんでしょうか?
TAIKIさん:
飛騨は土地柄もそうだし歴史的にもそうなのですが、隔離された地域なので、独自の文化が発展した場所ですね。
いい意味でも悪い意味でも、昔からあまり変わっていなくて。まちの人も本当に優しくて、業が少ないと言うか、純粋と言う言葉が合う、そんな印象のまちですね。
Q.楽曲選びと振り作りはどの様な基準で行ったんですか?
TAIKIさん:
楽曲候補はゆうたろうくん(jaylen shaw)にお願いして、複数候補曲を貰ったんですけど、どれもすごくかっこよくて。
今回やっぱり古川ってのが大きなテーマだったので、古川のイメージを壊さない、何色にも染まるようなシンプルなビートの曲(The Shining)にしました。
結果、流れる水の感じや静けさにマッチしてとてもいい選択だったと思います。
振りに関しては、自分が今までクリエイトしてきた動きやステップを盛り込んで、
映像に残した時に、”TAIKIのスタイルだな”って思ってもらえるように、そういう構成で組みました。
Q.撮影時の思い出は?
TAIKIさん:
今まで撮影系のお仕事をさせてもらったことがあるんですが、正直いい印象ではなかったです。全然踊らせてもらえないし、全然使われないし。
だけど、今回こんなに踊らせてもらえて幸せでしたね。撮影クルーたちとの繋がりも出来たし、地元の良さって言うのを改めて認識できましたね。
完成した作品について
TAIKIさん:
ダンスと古川の良さをちゃんと収めてくれたなぁと思います。
やっぱりどっちかに偏りそうなものだと思われるんですけど、どっちにも思いやりを持って作ってくれたと感じます。
飛騨の良さも伝わるし、ダンスの良さも汲み取ってくれてすごいなと思います。
改めて飛騨古川の良さをPRしてください!
TAIKIさん:
地元を離れて十数年・今回、観光気分で帰ったんですが、その観点からすごいおもしろいまちだなぁと思います。
ちょうどいい塩梅で、欲が深くないというか、アピールし過ぎない感じが心地よくて。
だけど歩いてみるとちゃんとこう見栄えだとか出会いが用意されている不思議なまちだと思います。
まちの人が純粋だから、訪れる側の人も純粋な気持ちになれて不思議な感覚になれるんじゃないかなって。
水が綺麗だからお酒も美味しいし、お肉も美味しいし、お米も美味しい。
相場:
お酒もお肉もお米も全て揃ってるのって、お父さんのお店(山勇牛一貫)ですね!(笑)
TAIKIさん:
そうですね!(笑)うちの親父はいい店をやってると思います。
あとは飛騨古川祭りもおすすめですし、まな板作りもカップルやご夫婦におすすめですね!
今後の目標について
TAIKIさん:
ダンサーとして、かっこよくありたい。ダンサーに認められる実力を持ち続けたいってのが最優先事項ですね。
幅広く活動をするとこの部分を忘れてしまいがちですが、ここの軸はブレないようにしたいですね。
古川生まれだからか、職人気質な部分がありますね。
また、人と繋がっていける活動を続けたいなと思います。
あと、地元に貢献ができるような活動がしたいなぁと思っています。
まとめ
TAIKIさんありがとうございました。
狙った意図通りのご感想をいただけて、とても嬉しく思いました。
飛騨古川の純朴さもさることながら、TAIKIさんのお人柄とダンスも素晴らしく、まちなみと調和し完成された作品だなと感じました。