【メイキング】映画『十月の物語』ができるまで
映画『十月の物語』は南伊豆の海岸を舞台にした物語です。
今回は、本作品を作ろうと思ったきっかけと制作過程について書きたいと思います。
社内スタッフのみの制作体制
今回は現場スタッフを全て社内スタッフのみで構成しています。
日頃のクライアントワークでは、カメラマンや音声などの技術スタッフは社外の専門の方に依頼をするケースが多いです。ただ、エレファントストーンは社内にもカメラマンや音声など、レベルが高く信頼のおけるスタッフが揃っているので、彼らの力を借りて撮影することにしました。
思えば社内のメンバーで映画の撮影をしたことがこれまでなかったので、僕は「エレファントストーンで映画を作る」ことに挑戦したかったんです。
仕事で毎日のように顔を合わせる人たちとの現場は楽しく、学生の頃に映画サークルで自主映画を撮っていた頃のような、すごく懐かしい感じがしてワクワクしました。
スタッフ編成はわずか6人のミニマムな体制で臨みました。
1.監督:安田
2.助監督:竜口
3.撮影監督:菅野
4.撮影助手A:山部
5.撮影助手B:坂内
6.録音:横山
そして、キャストは3人。
合計9人の小さなチームで『十月の物語』の撮影は行われました。
機材はシンプルに
2日間という短い時間での撮影だったため、現場での柔軟な対応ができるように機材もシンプルな物で揃えて、スタッフの動きを軽くしました。
メインの機材はカメラと三脚のみ。
照明もLEDライトを1灯、あとはカポック。
レールやジブといった特機も使いませんでした。
代わりに軽トラックを借りていたので、カメラを荷台に乗せ、それを押してドリー代わりに活用しました。
撮影中は天候が悪く、雨が降ったり止んだり・・・
雨雲レーダーを見ながら香盤やロケ地、シナリオを
その場で臨機応変に変更したりしていたので、
この少人数体制で進めていてよかったと思いました。
3名の素敵なキャスト陣
『十月の物語』はとても素敵なキャスト陣に恵まれました。
ヘアメイクもスタイリストもいない現場で大変だったと思うのですが、本当にありがとうございました。
主人公を演じたのは、7Aさん。( @not_six )
女優、モデル、ラジオDJ、スタイリスト・・・と様々なジャンルで活躍している方です。今回の撮影は出演する舞台の稽古の合間を縫って参加してくれました。
その友達の夏子役を演じてくれたのは、早乙女ゆうさん。( @yu.saotome )
コテージの管理人役は、矢野昌幸さん。
最後に
信頼できるスタッフ素敵なキャスト陣のご協力のもと、『十月の物語』は完成しました。またこのチームで映画を作りたいと非常に強く思えるほど、
映像本編はこちら:『十月の物語』
制作にまつわる記事:
【バカンス×映画】愛すべきバカンス映画たち