Art Film||Yuki Yokoyama

映像作品『Rock this Place』を作ったきっかけ

#AfterEffects| #art| #story|
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Rock this Place』は、好きが過ぎて作った映像作品です。
でも、それ以上の想いが詰まった映像作品となりました。

好きをかき集めた作品

今回の作品は、監督のがアメリカの紅茶”Brisk”のファンだったことが原動力となって誕生しました。下の写真がBrisk LEMON ICED TEAで、他にもいくつかフレーバーがあります。

Briskらしさを表現するために、まずは、公式のBriskのCMやラベルのデザインを参考にして要素を収集。そうすると、グラフィティやストリート感のあるアート、ヒップホップなどB系の文化が色濃く出てきました。

 

これらの要素を映像に取り込もうと組み合わせを考えていたら、いつの間にか、自分の好きな要素にシフトチェンジしていました。考えが変わったというより、そもそもBriskの要素が自分の好みとマッチしていたといえます。

当初はbacterらしいカッコいい系の映像を想定していたのですが、気づいた時には自分好みの楽しめる映像になっていました。

今回の作品=自分

好きをかき集めただけあって、今回の作品には自分自身が投影されています。

最初は「Briskといえばアメリカの飲み物だから外国人で撮る」という単純な理由で、主演モデルは絶対に外国人にしようと決めていました。

いざ映像が完成して思ったのは、「この映像って自分自身だな」ということです。

僕は日本人ですが海外で育った外国人。そして、好きなBriskを飲みながら、好きなことをしている。……無意識のうちに、この映像で自分を表現していたんだなと気がつきました。

 

東京の街のグラフィティアートは、昔どハマりしていた「Jet Set Radio」というゲームから影響を受けているし、アメリカのアニメみたいなアニメーションも、昔よく見ていたcartoon networkっぽいです。

音楽も、映像のしゃりしゃり感も、全てが自分好みになっています。

 

エンターテインメントを目指したので、楽しんで見てもらえたら嬉しいです。

カラコレが甘かったり、アニメーションも詰めきれてなかったり、ブラッシュアップしようと思えばまだまだできる作品ですが、「良かったよ」の一言は素直に嬉しいです。

皆さんに感謝します。

 

映像を観る:Rock this Place

記事を読む:
【FILM MAKING】『Rock this Place』のテクニカルな話

【INTERVIEW】『Rock this Place』が出来て、みんなに感謝したくなった